キヤノン

☆RF24-70mm F2.8 L IS USM カメラ/交換レンズ紹介【キヤノン】【Canon】【標準ズーム】

仕様 仕様
対応マウント キヤノンRFマウント系
レンズ構成 15群21枚
手ブレ補正機構
絞り羽根枚数 9枚
最小絞り 22
最短撮影距離 0.21m
最大撮影倍率 0.30倍
フィルター径 82mm
外径×全長 φ88.5mm×125.7mm
重量 900g

撮影状況 よよん採点
子供のポートレート 90点
運動会撮影 70点
風景撮影 80点
野鳥撮影 45点

批評 よよん採点
価格 45点
性能 85点
携帯性 60点

「RF24-70mm F2.8 L IS USM」とはどんなレンズか?

「RF24-70mm F2.8 L IS USM」はいわゆる大三元レンズといわれる3本のレンズの標準レンズを担当しているレンズとなります。やはり特徴はF2.8という大口径というところでしょう。

標準ズームレンズの最高峰として君臨しているレンズシリーズの最新作となります。

このレンズさえあればとりあえずなんとかなる!!

はちょっといいすぎですが、そういいたくなるようなレンズとなります。

ちなみに私は焦点距離50mmをカバーしているレンズを標準ズームと呼んでいます。正式なのかはよくわからないですが大体のイメージはあっているかと思います。

ASCコートはついていますがSWCコートはついていないようです。昔展示会で聞いたのですが、光学系によってSWCは効果の有り無しが変わるため効果が薄い場合は採用しないらしいです。

ASCコートは下記の記事をみるとわかるようになりますよ。ぜひ確認してみてください。

技術優先で商売的に機能を搭載しない方針はユーザーにとってはいいことかもしれませんね

なんと3枚の「ガラスモールド非球面レンズ」と3枚の「UDレンズ」を採用している光学系となります。一昔では考えられない豪勢な構成です。やはりここまで高性能な光学系を採用しないと最高峰の光学設計はできないのですね。

また、キヤノンの専売特許である「ナノUSM」を今回も採用しています。昔の「リングUSM」はサイズが大きくレンズとしてもその分サイズUPとなってしまっていました。製品のコンパクト化や防振機構の採用などにつながってきているものと思われます。

「ナノUSM」は動画に適した仕様にもなっており、とても静穏化されています。「リングUSM」と違い直動的に駆動するため無駄がなくその分静かなんでしょうね。最近は一眼カメラでの動画撮影もかなりされていると思われますので「ナノUSM」は時代にも沿った機能となっています。

今後もどんどん採用していくと思われます。

またRFレンズにはコントロールリングという操作するリングも設けられています。

「絞り値」や「シャッター速度」「ISO感度値」「露出補正量」といったものを可変できるリングとなっています。さまざまな利用方法があるリングが追加されたことで撮影の幅が広がりよりよい写真撮影につなげることができてくれると思います。

なお、他のRFの大三元レンズは下記記事で紹介していますのでご参照ください。

「EF24-70mm F2.8L II USM」との違いはなにか?

「 RF24-70mm F2.8 L IS USM 」のいい点悪い点(「EF24-70mm F2.8L II USM」と比較で)

  • 防振機構があること
  • コントロールリングがあること
  • 最短撮影距離が0.21mm(EF24-70は0.38)
  • 最新光学系(EF24-70は約10年くらい前)
  • サイズが大きいこと
  • 重いこと(900g) (EF-24-70は805g) ISの分かもしれません。

一番大きいのは防振機構がもうけられたことです。 当初EF24-70mm F2.8L II USM では防振機構が設けられることを期待されていたのですが、サイズが大きくなりすぎるということから断念したと展示会で聞きました。

今回RFレンズとなったことや「ナノUSM」が生まれたことから、おそらく防振機構の搭載が可能となってきたのだと思われます。

願いに願った方もいたのではないでしょうか?防振機構のついたF2.8の標準ズームをぜひ利用してみてください。

類似の交換レンズはどんな交換レンズがあるのか?

EF24-70mm F2.8L II USM

さきほど説明しましたがEFマウント仕様の類似スペック交換レンズです。

EFマウントを使用する場合はこちらになります。

RF28-70mm F2 L USM

この交換レンズは焦点距離の広角側を少し狭くした交換レンズです。

しかし、F2という明るさを誇っています。スペックとしては 「RF24-70mm F2.8 L IS USM」 の上位互換の交換レンズとなります。ただ、携帯性や価格といった点から手を出しにくい玄人仕様の交換レンズとなっています。

下記記事で詳細を紹介していますのでぜひ一読いただけるとうれしいです。

RF24-105mm F4 L IS USM

この交換レンズは通称で小三元と呼ばれている交換レンズです。

「RF24-70mm F2.8 L IS USM」 に対して携帯性がよく取り扱いしやすい光学レンズとなっています。性能と携帯性のバランスに優れておりとても使い勝手がいい交換レンズです。

下記の記事で紹介していますので、見てみてくださいね。

「RF24-70mm F2.8 L IS USM」の総括

いかがだったでしょうか?F2.8の大口径の大三元レンズは所有の満足感も一頻りです。

ぜひ使ってみてくださいね。

なお、やはり光学になってきてしまうので下記のようなカメラレンタルサービスで使いたいときに利用するというのもオススメです。一度レンタルで使用してみてから購入してみるというのもいいと思いますよ。

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